私たちの役割


急速な時代の変化によって日本の文化、伝統技術が失われつつあります。ナインブリッジズでは解決策として海外に目を向け、これらの問題に対してバランスをとるべくチームを作り戦略を立て、具体的なステップを踏んでいきます。


問題提起

人口減少(少子高齢化)

少子高齢化によって人口が減り国内マーケットは縮小し、需要、購買力が低下します。東京一極集中が進み、地方都市においては特に生産労働人口の減少が顕著となり、伝統技術を受け継ぐ人、街づくりを担う若者が減少しています。また檀家の数が減り神社仏閣の維持費用の確保も難しくなっています。

テクノロジーの進歩 (IT産業化)

テクノロジーの進歩によって私たちは数多くの恩恵を受けていますが、同時に日本らしさの消失を引き起こしています。職人の手が作り出す作品には手間と労力がかかり、機械による大量生産の製品よりも高単価となります。今後は人工知能を持ったロボット、3Dプリンターの普及とその技術の向上によって様々な分野で大きな変化が続いていきます。価格の安さと効率性だけを追い求めると、人間味あるものづくりの精神が失われていくことになります。

日本人の西洋化 (グローバル化)

私たち日本人は戦後の教育システムの改変によって、大きく西洋化されてきました。生活スタイルも西洋化し、日本ならではの風習は身近な生活の中から排除されてきました。それに伴って伝統的な家具や日用雑貨なども姿を消し生産量も減少しました。

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かつては豪農の館であったお屋敷も、人の手が入らなくなると急速に荒廃していく。(新潟市内)

 

歴史的な施設を維持するにも大きな費用がかかります。工芸品も国内での需要がなくなれば、ビジネスとして成り立たなくなり、後継者不在のまま技術の継承はストップしてしまいます。

少子化、グローバル化、IT産業化の3つの要素が掛け算のように絡み合って、様々な分野で日本らしさを急速に消し去っています。便利な生活を手に入れた代償、そして時代の変化だから仕方がないと言えばそれまでですが、伝統と文化を捨ててしまったら、ここはもう日本ではなくなってしまいます。

この危惧はすでに様々なメディアでも取り上げられていますが、私たち自身でも新潟県内の職人の方や寺院のご住職を訪ね、実際の生の声を聞いて身をもって理解してきました。その危機感に気づいたとしても、日々の仕事の忙しさに追われ、私たちは自分たちの生活を守ることで精一杯の状態です。

 


 

なぜ海外へのつながりが必要となるのか

より広い商圏エリアの確保。

海外に目を向けると、日本文化を愛してくれる外国人が多くいることに気がつきます。伝統工芸品の販路は国内需要では頭打ちとなるため、国外に日本文化を発信することでシンプルに商圏を広げていける期待ができます。

他国からの視点が、日本人に日本の良さを気づかせてくれる。

私たちだけでは当たり前すぎて気付かなくなってしまった日本文化の奥深さを、外国の方の視点から見つめ直すことでその価値を再認識し、私たち自身のアイデンティティーの確立に寄与してくれると考えます。

海外にいる日本愛好家からサポートを得る。

コミュニティーを創出することによって商品やサービスの販売以外にも様々な可能性があります。日本の伝統技術消失の危機を素直に伝え、クラウドファウンディングなどを使い、海外からのサポートを得られやすくなるようインターネットを駆使していきます。

 

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世界には日本文化を愛してくれる外国人がとても多い。

 


 

発信をする上で重要だと考えること

課題となるものは、言語の壁を越えるコミュニケーション力とデジタルツールによる訴求力の高いプレゼンテーション力、この2つの能力です。また情報過多の現在では、ただ発信するだけではインターネット上にノイズとなって埋もれてしまいます。企画を緻密に計算し、オーディエンスの目を引きこんで、斬新な描写で魅了していかなければならないと考えています。

米Cisco Systemsによるとインターネットトラフィックにおける動画の割合が、2018年には75%にまで拡大することが予想されています。このため、私たちは映像を用いた表現力の充実を特に重要視しています。日本文化の持つ繊細さや雰囲気、その非言語化領域を微細なレベルで表現できるかが鍵となると考えています。

 

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今後はより一層、動画がオンラインの主体トラフィックとなっていく。(資料:Cisco Systems)


 

具体的な戦略

インターネット上でコンテンツマーケティングを施策しコミュニティーを創出、効果的に動線を使り出して事業を展開する。

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地方都市に眠る魅力を発掘し、美しく面白みのあるウェブマガジンを構築、日本文化を愛するファンを世界に増やします。オンライン上にコミュニティーを創出し、その中で地方都市への観光誘致を促すとともに、日本の製品・サービスの販路を海外に開拓し伝統技術の継承に貢献します。

各ウェブマガジンはエンターテイメント性の役割、啓発的な役割、ガイドサイトの役割など、オーディエンスに興味付けをして引き込み、啓発し(付加価値を伝え)、アクションに繋げるまでの役割と動線を考慮して作っていきます。

また、私たちの扱うコンテンツは不変的で時間の経過とともに情報の価値が失われることがありません。時間をかけてでも濃厚に作り込んで、インターネット上に重厚な仕組みをじわじわと構築していきます。

 

>ナインブリッジズ英語版サイト



ナインブリッジズについて

ナインブリッジズのメンバーは海外在住経験者によるクリエイターとマーケッターによって構成されています。ここ地方都市に拠点を置きながら、人、製品、サービス、文化、歴史、場所、哲学、自然、芸術、9つの分野で日本と海外とを結ぶ架け橋となります。

まだ世界に知られていない日本の田舎の魅力を美しく創造的にPRし、国内外の人へ伝えます。


わたしたちの強み。

  • 3つの視点

日本人としての視点、外国人から見た視点、また国籍に囚われることのない俯瞰的な視点をもってプロジェクトを進めていきます。

  • アナログ精神をもってデジタルを駆使する。

全てがデジタル化される世界の中、時代の変化を読み取って先手を打ちながらも、伝統と自然を重んじるアナログ精神を失わないこと。それを一つの大切な基軸としています。

  • 濃厚なコンテンツ制作

私たちは単に広告ツールの制作代行をするだけではありません。自分たち自身でも企画発案をし、メディアを作り日本のコンテンツを世界へと発信をしています。当社で得た収益もコンテンツ制作へを当てて発信力を強め、付加価値を作り出し、より良い循環を生み出していきます。

  • ネットワークの構築

オウンドメディアを通じて、海外の起業家やクリエイターとネットワークを作っていきます。マーケティングや商品開発など、ターゲットとする国民の慣習や美意識をリサーチし、コンバージョン率のUPとリスク回避に貢献することができます。動画を使いオンライン上で効果的なプレゼンテーションを行います。地方都市から一気に世界へと情報が広がるパイプを作り出していきます。


将来的なプロジェクト

  • 人材育成

自国を愛し、他国との違いを尊重し、異文化コミュニケーションのとれる人材育成を進めていこうと考えています。英語の習得はもちろん、ウェブ、写真、映像を使いこなすスキルを身につけ、自国の文化と風土を学び日本人としてのアイデンティティーをしっかり持ちながら、世界に対してプレゼンテーションのできる人材育成の場を構築します。

  • 日本の原風景を再現する村を造る。

国内外からのバックアップを得て、地方都市のどこかに昔の日本へとタイムスリップできる村を造りたいと考えています。今ある観光名所と呼ばれるものはどこかの地点で誰かが造ったものです。まだ見たことのない新しい空間の創出にもチャレンジしていこうと考えています。


 

ナインブリッジズは日本の伝統文化を過去から現在、そして未来へとつなぐ役割を担っていきます。